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2019/09/18 ブログ
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運転代行会社を初めた当時、今より人が少なかった。もちろん予約や受注の数も随伴車両も少なかった。でも人が少なかった分、社内で意思の疎通というかコミュニケーションが今よりあった。仕事の仕方やお客様の情報も多く共有しやすかった。あのお客さんの車は乗りやすいとか、あのお客さんの車の駐車場は停めづらいとか。それがサービス向上に大きく貢献してきたと思う。スタッフは全員仲間であった。

しかし、創業から数年が過ぎ働く人たちが多くなると当然だが意思の疎通は悪くなる。人と人が必ずしも気が合うとは限らなくなる。てんでバラバラの仕事をするようになる。そこで働き方、お客様対応等のマニュアルが必要になってくる。

しかし、私はこのマニュアルの存在がサービスの低下を促すような気がしてならない。全員同じような一定のサービスはできる。しかしそこには人間力まで書いてない。いや書けない代物である。接客はやはり人と人の付き合いである。みんなが同じように出来るわけではない。個人みんなそれなりの接客術がある。それをこのマニュアルで統一化してしまうことで人間味が薄くなり心のこもった対応ができなくな場合がある危惧する。しかしこのような問題はある程度スタッフの人数が多くなると仕方のない事なのだろうか。

昨今、デジタル化の普及で何でも均一に正確にしかし瞬時にできる。しかし人間の対応までデジタル化はできない。人には目には見えない気持ちが、そして温かみがある。私は古臭いと言われても人間味のある暖かみのある接客を心がけて行きたい。最近スタッフも40人を超え、均一化しているとのご批判も受けるが、今後とも口うるさく指導して参りたいと思う毎日である。